5年生のページ

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マツダミュージアム&自動車工場見学
 社会科「工業製品と私たちの生活」の学習のまとめとして、工場見学に出かけました。
 教科書や資料集、インターネットを駆使して、自動車作りの流れだけでなく、その工夫を調べましたが、やはり想像はとてもではありませんが及びませんでした。
 まずはスライドで工場全体の様子や車作りの工程を学びました。
 改めて、車作りには本当に多くの技術が使われており、たくさんの人が1台の車を作るのに関わっていることが分かりました。
 大きな地図でマツダ宇品工場の外観を見せていただきました。写真で見ると改めてその大きさが分かります。
 たくさんの敷地が用意でき、出荷しやすいので海沿いに工場は建てられています。
 さて、これは何の車でしょう?
 車のボディーを外して、人間で言うと骨と筋肉の状態で車が展示してありました。あまりの部品の多さ、そして複雑な形や取り付け方にみんな興味津々でした。
 最後の写真は未来の環境を考えたデザインの車です。
 こんなかっこいい車が街を走る日も、そう遠くはないのでしょうね。


カルメン前奏曲
合唱曲「夕焼けに拍手」
 NHK合唱コンクールでも取り上げられた曲です。
 夏休み開けてすぐ、3クラスで曲を聴き、パートを決めて、毎日の特訓に励みました。
 難しかった低音パートも、2組さんがつられることなく歌いきり、大きな歌声が体育館に響きました。
合奏「カルメン前奏曲」
 クラシックな曲、CMでも有名なこの曲。
 実はとてもテンポの速い曲なのです。
 慣れているリコーダーなのに、なかな
か指が思い通りに動いてくれませんでし
た。毎日毎日特訓しました。
 合奏と同じく、夏休み開けてすぐに始ま
った練習でした。
特に大変だったのはアコーディオンパート
アコーディオン自体の重さに慣れるところから始まって、左手でふいごをリズミカルに動かしつつ、右手の鍵盤を同じように速いテンポに合わせて弾くのです。
でも厳しい練習にも根を上げることなく、しっかりやりきることができました。
 9月、夏休み明けすぐにCDを聴いた5年生は、「ひぇー」「はやー」「マジで」と、驚きの声を上げていました。本当にこんなに速い曲が、そして色々な楽器を使っての演奏ができるのかどうか、誰もが疑っていました。しかし、学年の先生は思いました。「ソーランを踊ったときもそうだったなぁ、でも必ずできるぞ」と
 耳慣れするまもなく、楽器ごとのオーディションが開催され、それぞれのパートが決定し、猛特訓が始まりました。でも、みんな自分でやりたいと思った楽器だけに、見事に演奏をマスターし、発表会当日は盛大な拍手を頂きました。ちょっとしたハプニングがありましたが、そこは5年生。何事もなかったように演奏しました。

保育園の友達との交流会
 来年度、新1年生となる保育園のみんなが観音小学校を訪ねてきてくださいました。
 6年生として、いろいろなお世話をする立場になる5年生。いろいろ考えて、交流会を企画しました。
 来年が楽しみですね。
 となりのトトロでおなじみの「さんぽ」で入場です。保育園のみんなは、緊張したり、照れ笑いをしたり。5年生のみんなは、表情固く、じーっとしていました。  今回の会もささやかながら実行委員がいました。招待状のアイデアを出したり、おみやげのアイデアもみんなで実現しました。時間がない中でも、司会の見事な進行ぶりに、成長を感じました。  保育園の先生がリードしてくれて、手遊びとかんたんなゲームを教えてくださいました。
 5年生のみんなもやっとほぐれて、みんなで大声で笑い大盛り上がりでした。
 小学校らしさを見てもらおうと言うことで実行委員がアイデアを出したプチ演奏会。と言ってもシンプルにリコーダー演奏です。でも見てください。座って目の前で吹いているのです。保育園のみんなは、指の動きを不思議そうに見ていました。

作ろう、観音★★★ブランド米
 今年は例年にない猛暑と言われ、農家の方々は色々なところで農作物に気を遣う一年だったと思います。
 「籾から米まで、自分達の手で育てたものを食べてみたい」「せっかく社会で習うんだから、自分達もやってみたい」、「米作りの一年や農家の人の苦労を自分も体験してみたい」など、いろいろな思いをもって望んだ今回の米作りでしたが、いよいよ収穫の大詰めを迎えました。
 夏休み明けも間もない、朝早く、地域の方々が稲穂をスズメから守るために特別なかやを作ってくれました。
 台風にも負けないようにと、大きな銀色のパイプが光ります。重たくて長い金属の棒でしたが、チームワークよく
瞬く間にくみ上げてくださいました。最後の仕上げ、写真にある四隅の茶色い棒は何か分かりますか?
 見てください。茶色の棒の謎は、みんながせっせと育てたバケツ稲に関係があります。それにしても立派に育っていますね。
  正解は・・・
 茶色の棒。その役目は、バケツ稲の分も田んぼの外側にカヤを張り出させる支えでした。
 思ったよりもたわわに実る穂を見た地域の方が、「全部覆ってしまわんと食われてしまうぞ」と急遽、付け足してくださったのです。おかげですっぽりかやのなか。今回は人間の知恵が勝ったかな!?
 さて、時が経つこと約2ヶ月、いよいよ収穫の時を迎えました。雨で延期になった分もあって、みんな気が気でない様子でした。
 地域の米山さんがみなさんを代表して、鎌の使い方を教えてくださいました。みんなは鎌を使うのは初めて。その切れ味にびっくりでした。  さっそく稲刈りです。恐る恐る切るもんだから、最初はなかなか進みませんでした。でもそこは5年生。コツをつかんだら速い速い、あっという間に半分間近です。順番待ちを利用して、自分のバケツ稲も刈り取りです。  これは圧巻。
 たわわに実ってずっしり重くなった稲がびっしり。バケツ稲の稲は明らかに短いですが、田んぼの稲がいかに大きく育ったかが分かりますね。
 さらに乾燥させること数週間。しかし、乾燥させている間に二回も雨にたたられてしまいました。お米の神様、スミマセン
 かりかりに乾燥した籾を稲から外します。今回はみんなの手作業が命です。割り箸で挟んで、こさぎとる・・・原始的な方法で頑張りました。しかし、ばらばら飛び散って、大変です。でもみんなで楽しく作業することができました。  最初、みんなの予想は昨年度と同じぐらいの5kg前後でした。しかし、とってもとってもたくさんある籾に、うれしい悲鳴です。予定していた時間では足りなくなりました。全部で8kgちょっと、大収穫です。
お手伝いいただいた地域の皆様、ご協力いただいた市役所農政課の皆様、バケツ稲のお世話をしてくださった農協の皆様、本当にありがとうございました。



5年生の活動はまだまだこれからも続きます。